
総量規制は貸金業法のひとつで、並外れた借入からユーザーを守ってくれる法規制の一種ですが、「総量規制に該当すると、全然貸し付けしてもらえなくなる」というのは誤解です。
電話を通じた在籍確認が取れないという状況だと、審査を通過することができないこともあり得ます。そうなるとお金を借りるのもできなくなりますので、必ずや電話に出られるようにしておくことが大切です。
給与収入などがない状況下では、総量規制により制限を受ける金融業者からは、申請しても借金できません。従って主婦がお金を貸してもらえるのは、銀行だけというわけです。
どこの消費者金融でも、一定金額以上のお金を借りるときは収入証明書を求められます。「収入証明書が要因で身内に悟られるのではないか?」などと不安に駆られる方もいます。
消費者金融の申し込みで、収入証明書として扱われる事が多いのが、給与の詳細がわかる給与明細書です。やんごとなき事情によりこれが出せないという方は、証明書の提出が求められない銀行カードローンを推奨します。
サラ金と違って銀行は「貸金業者」ではなく、文字通り「銀行」ですので、貸金業法の適用業者にはなり得ません。端的に言えば、銀行で借り入れる場合は総量規制の制限とは無縁だということです。
有名な消費者金融にも30日間無利息融資サービスがありますが、所詮初めての利用から一ヶ月間に限定されているので、やはりずっと低金利が適用される銀行が推進しているフリーローンの方が有利でしょう。
キャッシングで適用される総量規制が免除される場合があります。例を挙げると、「おまとめローン」で借金をするといった時は、総量規制の対象からは外れるので、年収の1/3を超過するローンを組むことが可能になっているのです。
キャッシングの申込方法としては、電話を通じて行なうものと郵送を通じて行なうものの2パターンがありますが、近頃はスマホや携帯を適宜利用して、ネット経由で申し込みをするという方法が主流になっています。
複数のカードローン企業から融資を受けており、月に何件もの返済を抱えるハメになって悩んでいる人は、カードローンの借り換えについて一度試算してみた方がよいでしょう。
銀行だったり消費者金融の金利にはそれぞれ下限金利と上限金利がありますが、カードローンの金利を比較する際は、上限金利をチェックすることが重要です。
銀行やその子会社のおまとめローンは通常の消費者金融より低金利で、大口のローンも受け付けているため頼もしく感じるのですが、審査が難しく相当な日数を要するところが欠点です。
最近よく耳にするカードローンの借り換えとは、利子負担や借り入れ金返済負担を減らすために、今現在借りている借入先を除外した金融機関に鞍替えすることを言うのです。
消費者金融に関しましては、どちらかと言うとカードローンの審査は緩めで、銀行の審査に落ちた人でも通る可能性があるのだそうです。しかし所得がない人は初めから対象外となりますので、要注意です。
カードローンの借り換えをするときに肝心なのが、「どのカードローン会社を選定するか?」です。審査基準は高いですが、全体的に都銀や地銀の方が、消費者金融と比較すると低金利だと言われています。